もう長い間、ヒマとかやることが無いとかの状況を味わって無いんだが、渡米前はさらに忙しくなった。準備はとにかくとして、3ヵ月の不在状況を作る為には仕事を沢山しないといけない。
そんな中で、どうしてもやっておきたかったことが有った。それは自分にとってとても大事なこと。
被災地に行って、とにかく自分の目で見てみたい。そしてなにか力になりたい。
地震後は10万程だが赤十字を通じて寄付もしたし、都庁を通じて物資も送った。あと俺レベルで出来るのはボランティアワークだけ。
で、5月半ばに常連客(リョウタロウ)を道連れにして行ってきた。予定をムリくり調整して&してもらって、日曜の仕事後に作業してたツナギをそのまま積んで、日が変わった頃にその常連のバスで仙台に向けて出発した。行先決めや段取りは、その常連客が全部やってくれた。
真っ暗な東北道をひたすら北上するが、福島に入った辺りで道路の修復がまだ終わって無くて、段差だらけだった。「段差注意」みたいな看板が沢山出てたんだが、ドッカンドッカンいいながら走るのはあまり気分の良いものではなかった。
途中まで楽しくお話ししてたんだが、ベッド(バスはハードトップキャンパー)で横にならせてもらった。さすがにおっさんになるとムリはきかない。
空が明るくなってきた頃に仙台に着いたが、そこでニューズで見た光景を自分の目で見れた。
もうね、涙が出そうになるだけ。その時の感じた気持ちを上手く言葉で表現できない。
朝の空気の中、2人で茫然とした。




